2022.07.29 カテゴリー:

今回はトイレの修理にお伺いしました。

水が突然流れなくなったとのこと。

お伺いしてタンクを確認するとこうなってました↓

これ、実はタンクの中に貼られた断熱材のウレタンなんです。

ここまで悪化しているのはなかなか稀ですが、一部が剥がれてタンクの中の部品に引っかかって水が流れない、もしくは止まらない。と言うのはちょくちょくある現象です。

この断熱材が貼られている目的はタンクの結露防止のため。タンクの中には常に水が入っているのでこれが無いとタンクの表面に結露ができてしまいます。

一部が剥がれた程度なら貼り付けなおすなども検討しますがここまで剥がれてしまっていると正直タンクを交換、もしくはトイレの機種によってはトイレごと交換した方が良いかと思います。

ただ今回はお客様のご予算があるのでとりあえず応急処置でとのこと。
貼り付け直してもここまではがれてしまっているとまた剥がれてきて水が流れなくなったり止まらなくなったりしては困るのでお客様に結露のおそれがあることをご説明してご了承頂いた上で断熱材を剥がさせて頂くことになりました。

ということで邪魔になっている断熱材を撤去して、、

水が正常に流れるようになったことを確認して頂いてとりあえず作業完了です。

ちなみに断熱材自体は先程の結露のおそれ以外は無くても基本は正常に動作します。
ただ結露がひどいと床に垂れてきてシミになったり、水漏れと見分けがつかなくて焦ったり。。なんてこともあるので可能なら早めの交換をご検討頂いたほうが良いかと思います。

お客様にもその点をお伝えして簡単にお見積りをご案内して撤収しました。

トイレの水が急にでなくなったなどの場合も是非ご相談ください!
この度はご依頼いただきまして誠にありがとうございました!

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